「太陽光発電を導入すべきなの?」
「太陽光発電で元を取れるのか知りたい」
このような疑問を抱える方も多いのではないでしょうか。
近年、電気代が高騰していますが、太陽光発電の導入コストは年々下がっています。2023年から太陽光発電を始めても、十分に元が取れるため、いますぐ導入すべきです。
そこで本記事では、太陽光発電のコスパがよい4つの理由について解説します。太陽光発電はコスパがよいのか知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
太陽光発電のコスパがよい理由は、下記のとおりです。
● FIT制度やFIP制度を活用できるため
● 20~30年にわたって使用できるため
● 住宅用と産業用で無駄なく発電できるため
● 設置費用が安くなってきているため
コスパがよい理由を知れば、導入までのハードルが下がります。ひとつずつ解説していきます。
太陽光発電のコスパがよい理由は、FIT制度やFIP制度を活用できるからです。FIT制度とは、太陽光で発電した電気を固定価格で一定期間買い取る制度で、FIP制度は買取価格に補助額が上乗せされる制度です。
FIT制度やFIP制度を活用すれば、初期費用を回収することができて、さらに継続的に売電収入などの利益を得られます。住宅用太陽光発電は、自家消費が3割、売電が7割です。
太陽光発電を導入するときには、ほとんどの方がローンを組みます。FIT制度やFIP制度で得た売電収入をローンに充てられれば、0円で太陽光発電の導入が可能です。
太陽光発電は、20~30年にわたって使用できるため、コスパがよいです。しかし、機械なので永久に使用できるわけではありません。定期的なメンテナンスを行い、劣化のリスクを抑えることで、太陽光パネルは20〜30年と長いスパンで稼働します。
太陽光発電システムの寿命を延ばしたり、劣化を防いだりしたい場合は、施工業者によるメンテナンスが必要です。工事からアフターサービスまで、しっかりと行ってくれる業者を選ぶようにしましょう。
太陽光発電の定期点検は4年に1度が推奨されており、1回1万~2万円ほどかかります。また、太陽光パネルは鳥の糞や砂ぼこり、花粉がたまりやすいため、清掃も重要です。太陽光パネルの清掃は、専門業者に依頼しましょう。自分で行うと、パネルを傷つけてしまう可能性が高いからです。
太陽光発電のコスパがよい理由は「住宅用」と「産業用」で、無駄なく発電できるからです。住宅用と産業用の違いについて、下記の表にまとめています。
住宅用太陽光発電 | 産業用太陽光発電 |
---|---|
産業用太陽光発電 | 出力10kW以上 |
10年間保証 | 20年間保証 |
余剰買取 | 全量買取 |
余剰買取が、発電したけど使い切れなかった余りの電力を売電するのに対して、全量買取は発電した電力を全て売電できます。電気代を節約したい個人の方は、余剰買取の住宅用太陽光発電がおすすめです。
太陽光発電のコスパがよいのは、設置費用が安くなってきているのが理由です。太陽光パネルなどの機器を設置する費用や設置工事の費用が下がっています。従来5kWの太陽光発電を設置するときには、300万円程度かかっていましたが、2021年には100万円程度で設置が可能になりました。
これまでの太陽光発電の設置費用について、下記の表にまとめています。
年度 | 設置費用 |
---|---|
2009年 | 304万円 |
2010年 | 283万円 |
2011年 | 261万円 |
2012年 | 233万円 |
2013年 | 208万円 |
2014年 | 193万円 |
2015年 | 179万円 |
2016年 | 163万円 |
2017年 | 147万円 |
2018年 | 138万円 |
2019年 | 129万円 |
2020年 | 123万円 |
2021年 | 119万円 |
売電収入が下がっていても設置費用が安くなっているため、2023年から始めても、決して遅くはありません。国が保証する制度を受ければ、市場価格よりも高い単価で10年間売電できます。
つまり、10年間は経済的でお得な制度を受けられる計算です。昼間にたくさん電気を使用する家庭で、太陽光発電を設置してお得になった事例を紹介します。
設置費用 約135万円
設置前の電気代 20,000円
設置後の電気代 14,204円
毎月の売電収入 4,816円
太陽光発電設置後に節約できる金額は、1か月10,612円であり、年間で127,344円お得です。10年ほどで設置費用を上回り、元を取ることができる計算になります。ただ、短いスパンで元を取るには、業者選びが重要になるでしょう。
太陽光発電で元を取る方法は、下記のとおりです。
● 効率よく自家消費する
● 売電収入を初期費用に充てる
● 蓄電池と併用する
10年間の固定買取期間内に、元が取れる方法を解説します。
効率よく発電した電気を自宅で利用すれば、節約ができ、元を取れます。たとえば、発電した電気を、照明や冷暖房などに使用が可能です。家庭で使う電気を、自家消費で賄えれば、電力を購入する量が減って電気代の削減につながります。
とくに、再エネ賦課金の負担は大きいため、自家消費によるメリットがあります。再エネ賦課金は、電気料金に上乗せされるコストであり、自家消費により減らすことが可能です。
近年、電気代の値上がりが続いています。原油価格の高騰や再エネ賦課金の上昇により、電気代の値上がりが予想されるため、早めに太陽光発電の導入を検討しましょう。
太陽光発電で元を取るには、売電収入を初期費用に充てることが重要です。太陽光発電を導入するときには、ローンを組むケースが多いです。
そのため、売電収入を毎月の返済額に充てられれば、貯蓄や生活費から負担しなくても済むメリットがあります。国が保障する制度を利用すれば、10年間は定められた価格で電気を買い取ってもらえます。
日中になるべく電気代を節約すれば、売電量を増やせて売電収入を増やすことが可能です。売電収入を初期費用に充てれば、家計が苦しくなることなく、太陽光発電を導入できます。自宅でソーラーパネルを取り付けられるならば、太陽光発電の導入を検討してみるとよいでしょう。
最後に、太陽光発電で元を取る方法である蓄電池と併用するについて紹介します。たとえば、太陽光発電と家庭用蓄電池を併用しておけば、停電が発生したときにほとんどの部屋で電気を使用できます。
設置する際には初期費用がかかりますが、太陽光発電は蓄電池と併用すれば、深夜に蓄えた安い電気を貯めておくことが可能です。割高な時間帯に消費する電力を、太陽光でまかなえるため、電気代の削減につながります。
電気代の削減ができれば、手元に残る生活費が増えるため、初期費用の回収に充てられる資金が増えます。また、手元に残る生活費が増えれば、初期費用を回収する期間を短縮可能です。太陽光発電の導入を考えている方は、蓄電池と併用して、早めに初期費用を回収しましょう。
太陽光発電を導入したら、売電をする家庭も多いでしょう。そこで、太陽光で発電した電気の売電について、こちらで詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。本記事では、太陽光発電のコスパがよい4つの理由について解説しました。
FIT制度やFIP制度を活用すれば、初期費用を回収できて、さらに継続的に売電収入などの利益を得られるためコスパがよいです。また、太陽光発電は20~30年と長期で使用できるため、電気代の節約につなげられます。
株式会社レクソルでは、太陽光発電システムを取り扱っています。自然の力で電気を得ることができ、環境に優しく、経済的です。また、お客様一人ひとりにあった最適なご提案と、安心のアフターフォローの徹底にこだわっています。
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