IHクッキングヒーターのIH(Induction Heater)とは インダクションヒーティング、電磁誘導加熱のこと。
磁力発生用コイルより発生した磁力線が、金属製の鍋を通るとき、鍋底にうず電流が生じます。
このうず電流がそのものを発熱させます。したがって熱効率が良く、立ち上がりが早く、強い火力を得られます。
200V電源で鍋自体が発熱するIH加熱は、熱効率が高いのが魅力。
ご家庭でもパワフル&スピード調理が楽しめます。火を使うと周りに熱が逃げてしまうため、熱効率は40%~50%程度ですが、「直接加熱」の約90%という2倍の熱効率です。
立ち上がりが早く、調理時間もスピーディー。だから費用もお得です。
火を使わないから、吹きこぼれによる立ち消えやガス漏れの心配がありません。
また、調理中に火が燃え移ることもありません。安全機能も充実しているので、お年寄りやお子様のいる家庭にもおすすめです。
また、トッププレートがフラットなので、たとえ汚れてもサッと拭くだけでキレイになります。お手入れ簡単&デザイン性の高いキッチンで快適に過ごせます。
軽い汚れはぬれ布巾でひと拭き。頑固な汚れは、クリームクレンザーをつけ、丸めたアルミ箔やラップでこすりとります。キズもつかずきれいになります。
IHクッキングヒーターなら温度調整もワンタッチ。
温度を一定に保つことが難しい揚げ物もIHを使えば、最適な温度をキープしてくれるので、カラッと美味しく揚がります。揚げ物を入れてもすぐにまた元の温度に戻るから、
一度にたくさんの揚げ物ができます。
また、トロ火から強火までスイッチひとつコントロールできるので、長時間のとろ火も一定の火加減をキープし続けます。
タイマー機能を使うとさらに便利です。設定した時間がくれば自動的に加熱を止めてくれるので、トロ火で煮込む「煮物料理」や「おでん」などにとても便利です。
もちろん「立ち消え」の心配もありません。
Q
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IH専用の鍋が必要ですか? |
A
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今あるお鍋を全部買い替える必要はありません。 鉄製のフライパンや鉄板、鉄鋳物、ステンレス、鉄ホーローなど、磁石がくっついて、鍋底が平らで、その直径が12cm以上のものなら大丈夫。 土鍋や底の丸い中華鍋、銅やアルミの鍋類は使用できませんのでご注意ください。 最近ではIHクッキングヒーターの替及にあわせて、軽量タイプや、お値打ちタイプ、IH専用土鍋など様々なタイプの鍋も発売されています。 また、鍋や多層式鍋などこれまで使えなかった金属鍋も使用できるオールメタル対応の商品も登場しています。 |
Q
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ガスコンロとIHクッキングヒーターでは、調理法に違いがあるの? |
A
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ガスより立ち上がりが早いIHクッキングヒーターは、鍋やフライパンがすぐに熱くなります。 したがって食材の準備を済ませてから調理を始めるようにしましょう。 炒め物の場合は、鍋底をプレートから離すと通電がオフになり温度が下がってしまうので、置いたまま2本のヘラを使うなどして手早く炒めるのがコツです。 |
Q
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火がないので、操作しているかどうかわからないのでは? |
A
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ほとんどの機種でトッププレートに、現在の火力の強さを示す表示が点灯しますので問題ありません。 また、空だきや、鍋無しの状態で加熱する場合の自動OFF機能やチャイルドロック機能など、各種安全機能も充実させた機種も各メーカーで発売しています。 |
Q
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今あるキッチンのコンロと取り替えられるの? |
A
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システムキッチンのガスコンロと同じ幅(60cm)なので、ほとんどの場合、コンロのみの取り替えで簡単に設置できます。 またシステムキッチンでない場合も、「据置枠」の取り付けで対応できます。 「据置タイプ」のものなら置くだけでOK。ただし設置には、200ボルトコンセントの取り付けが必要になります。 これは単相3線式の内線工事が必要になる場合もありますので、詳しくはお問い合わせください。 |